プールや海水浴など、暑い季節のレジャーに欠かせない水着。1年を通して頻繁に着るものではないので、できれば何年かは同じものを着たいという方も多いはず。
そこで今回は、水着を長持ちさせる洗濯方法をご紹介します。プールに行った場合と海水浴に行った場合のお手入れの違いなどもお伝えします。
水着の洗濯方法。自宅で洗濯する前に
プールの場合
プールの水に含まれる塩素や消毒液には、水着の色あせや傷つきの原因になる要素があります。水着を脱いだ後は、その場で軽く水洗いをしましょう。
海の場合
水着を洗濯する前についた砂をできるだけ落とします。砂は衣類が濡れているときよりも乾いているときの方がよく取れます。
水着を脱いでから直ぐにガシャガシャと洗うよりも、乾くのを待って予め砂などを取り払ってから洗濯しましょう!
水着の洗濯方法 ポイント
絵表示を確認する
水着は型くずれしやすく、伸縮性のある素材で作られていることが多いので、洗濯する際は必ず絵表示を確認するのがポイント。基本的には手洗いを推奨します。
シミ抜きをする
水着を洗濯する前に、オイルや日焼け止めなどがついている場合があります。シミがついている部分に、おしゃれ着用の中性洗剤を直接つけて軽く叩けばOKです。
水着の洗濯方法 手洗いの場合
用意するもの
・おしゃれ着用の中性洗剤
・洗面器などの容器
・30℃程度のぬるま湯
・洗濯ネット
手洗いの手順(押し洗い)
▽洗面器などの容器にお湯と洗剤を入れ、水着の汚れた部分を表にして容器に浸ける
▽水着を手で押したり持ち上げたりするのを30回ほど繰り返す
▽容器のお湯を出し、新しい水と入れ替えた状態で水着を押したり持ち上げたりしながらすすぐ
▽再度、水を入れ替え同じようにすすぐ
▽水着を洗濯ネットに入れ、洗濯機で30秒ほど脱水する
水着の洗濯方法 洗濯機の場合
用意するもの
・洗濯ネット
・おしゃれ着用の中性洗剤
洗濯手順
▽水着のホックなどを閉め、裏返してから洗濯ネットに入れる
▽中性洗剤を洗濯機に入れ、手洗いモードで洗濯する
水着の洗濯方法 乾かし方
水着を乾かす際は、乾燥機にはかけないがポイントです。素材にポリウレタンなどが使われている水着は、乾燥機にかけると生地が傷ついてしまいます。
脱水をした後は、タオルで水分を吸い取ってから日陰干しをするのがおすすめ。洗濯バサミは使用せずに、タオルを干すように2つ折にしてハンガーにかけましょう。
まとめ
水着は、タオルや洋服などと一緒に洗濯機で洗いたくなってしまいますが、長持ちさせるには手洗いが重要。
乾かす際も乾燥機を使うのはNG。多少の手間はかかりますが、1年後の夏を手軽に楽しむためにも丁寧にお手入れをしましょう。