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豆知識

2017年3月3日

風を味方につけて

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人は裸では生きていけません。服が好きで流行に敏感な人、着られればいいと頓着しない人。どんな人でも毎日服を着る。脱ぐ。そして洗う。人である限り、このサイクルを避けては通れません。ならば少しでも効率よく、気持ちよく洗濯したいと思いませんか?

そこで今回は、お洗濯にまつわるTIPSをお届けします!

温度と飽和、そして風について

 

洗濯に必要なものはなんでしょう? パワフルな洗濯機、お気に入りの洗剤や柔軟剤、干すための十分なスペース・便利なグッズなど、人それぞれでしょう。お洗濯アイテムの話はまたの機会にするとして、今回お伝えするのは…「風」と「温度」のお話です。

寒い時期、晴れて空気が乾燥しているのに、洗濯物が乾きにくいことがあります。なぜこのような現象が起こるのでしょうか? 実は気温が低ければ低いほど、空気中の水分含有量が少なくなります(空気が保持できる水分量を「飽和水蒸気量」といいます。同じような意味で「飽和水蒸気圧」とも)。

つまり、気温が低いときは空気が水分を吸い取る量が少なくなるため、洗濯物からなかなか水分が抜けません。その結果、洗濯物が乾きにくくなってしまうのです。

逆に夏は気温が高く飽和水蒸気量が多いので、空気がどんどん水分を吸収します。だからよく乾くんですね。とはいえ、冬が寒いのは如何ともしがたいこと。そこで頼りになるのが「風」。表面から水分が蒸発していくことで洗濯物が乾くのですが、その水分を吹き飛ばすのが風の力。ナイスアシストです。

水分が洗濯物から早く離れれば、乾くのもそれだけ早くなります。そのサイクルを促すのが風なのです。天候については人間がコントロールすることはできません。そこで風を利用しましょう。洗濯機の乾燥機能、浴室乾燥システム、扇風機・サーキュレーターの出番です。

その際、洗濯物は風の通り道を意識することを忘れずに。濡れている時間が長いと、臭いの原因になってしまいます。さらにお急ぎの方にはコインランドリーの利用がおすすめ。コインランドリーで風を操るといえば、乾燥機。

ガスによる強力な風を送りながら乾燥させるので、洗濯物がムラなくスピーディーに乾きます。シワが少ない仕上がりになるのもうれしいポイント。

カラッとふわっとの秘密

ここで余談を。例えばタオルのお洗濯。天日干しだと乾きすぎて少しごわっとした感触になることがあります。一方コインランドリーの乾燥機だと、カラッとふわっと仕上がります。果たしてその違いは…乾く順番にあります。

・天日干しの場合
日光や風が当たりやすいパイル地の先端から乾いていきます。生地の部分まで乾くころには先端は十分すぎるほど乾くため、肌に触れる先端部分が少しごわっとするのです。最近では、肌触りを重視したやわらかいタオルや柔軟剤の種類も増えてきましたので、そういったものを選ぶのもよいでしょう。

・コインランドリーの乾燥機の場合
ガスのパワーで高温&高速で乾燥させるため、先端と根元の時間差がほとんどありません。さらに風で起毛を促すことで、ふわっとするのです。ぜひ一度、その「風」を体験してみてはいかがでしょうか?

まとめ

今回は洗濯物と風と温度の関係についてお届けしました。
四季に恵まれた日本。さらに北から南まで、地域によって気候はさまざまです。晴れの日だけでなく雨の日も。できるだけ快適に洗濯物を仕上げたいものです。今回お届けした情報が、お洗濯の際にお役に立ちますように。